親指シフトをマスターする
以前から興味のあった高速入力法、親指シフト。
登録先の会社の勧めで、ローマ字入力から切りかえることになりました。
といっても、
ローマ字入力でさえ、やっとマスターしたところなのに、
また違う入力を覚えるのは容易なことではありません。
わたしは、ほんとうに運良く、会社の勧めということでしたので、
研修期間をいただくことができました。
親指シフト練習用のソフトも支給してくださいました。
そして、練習用に、親指シフト仕様の古いOASYSワープロ機も貸与してくださいました。
入力法を切りかえるには、至れり尽くせりの環境をいただくことができたのです。
OASYSワープロ機には、親指シフト入力を覚えるためのプログラムも入っていて、
1分間に何字入力できて、ミスは何%だったかというような、テストもできるようになっていました。
会社の担当者の方からは、
「そのプログラムを使って、1分間で100字、ミス2~3%で打てるようになったら連絡をください」
とのメールをいただいていて、
だいたい1カ月ぐらいを目途に、ということだったので、
もう必死。ひたすら練習しました。
同業者で、すでに親指シフトに転向された先輩には、
「1カ月でなんて、ムリ!」
と言われましたが、
がんばりぬいて、3週間でそのテストをクリアできるように。
さっそく担当者の方へ連絡をして、
そこからやっと、少しずつお仕事をいただけるようになりました。
実は、この「1分間に100字」という入力テスト、
漢字変換は含まれていません。
ひたすら、ひらがなを入力するんです。
だから、3週間でこんなノルマを達成できたわけですが、
実際のお仕事ではもちろん漢字変換しなければなりません。
とてもじゃないけど、「1分間に100文字」なんて打てませんでした。
高速入力をマスターしたといっても、
キーボードを見ずにブラインドタッチがなんとかできる、という程度。
「1週間かけて、30分間の録音を起こす」、
そんな仕事しかできません。
それに合わせて、担当者の方は仕事を選んでわたしに送ってくださいました。
ほんとうにいい会社にめぐり逢えたと今でも思います。
そんな環境をつくっていただけたからこそ、
この入力法をマスターできたのかもしれないです。
でも、実際には、
ローマ字入力で仕事をしながら、親指シフト入力に切りかえた人もわりといます。
この入力法をマスターするのは、そんなに難しいことではない、という話も聞きます。
現在のわたしは、
親指シフト入力も、ローマ字入力も、両方できます。
けれど、
仕事のときにはやっぱり親指シフト入力。
速さも、労力も、間違いなく変わったと思っています。









