経験者になるために

 

通新教育も終盤に差しかかったころ、

わたしはネットでテープ起こしの登録事務所を検索してあれこれ調べていました。

 

受講中の通信教育のテキストを最後までざっと見てみても、

このままでは、なかなか仕事に結びつきそうもないし。

OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)

つまり、見習として働けるところを探したい。

 

けれど、登録事務所などはどこも経験者を募集しています。

やっぱり、通信教育の修了試験を突破するしかないのかな・・・。

そんなとき、ネットであるテープ起こし専門会社をを見つけました。

 

小さな会社のようでしたが、

そこではスタッフ育成のためのWeb講座をやっていて、

講座を修了すればその事務所でOJTとして登録できる」 となっています。

一定のレベルに達していれば、講座の途中でもOJT登録」 となっています。

 

チャーーンス!! と思いました。

しかも、会社の住所を見ると、

なんと、

我が家から車で30分ぐらいのところに事務所がある^^

 

講座費 1万5,000円なり。

また出費・・・・・・。

 

けれど、

とにかくわたしは経験者になりたいと思いました。

多少のお金を払ってでも。

 

現に、経験者を募集している会社は幾つかあるわけですから。

まずは経験者にならなくては!

そう考えました。

 

仕事ができるようになれば、1万5,000円ぐらいならすぐに元が取れます。

何よりも、自宅と事務所が近い というのはポイントが高い。

例えば登録スタッフになったとき、

テープを事務所まで直接取りに行くことだって可能です。

これは、事務所の方に対してだって、ちょっとしたアピールになると思いました。

 

そしてわたしは、そのWeb講座に申し込みました。


でも、ちゃんとした会社かどうかやっぱりちょっと心配だったので、

その会社をこっそり外から見に行ったり、

ほかにも登録料がとられたりしないかどうかなど、

下調べも念入りにしたりして。

 

そこは、

実際に仕事で使用したテープを許可を得て教材とし、

それを起こして送信すると、

後日、赤入れ原稿が返されるということになっています。


送られてきた教材テープ。

さっそく聞いてみると、まさに、どこかの講演会のテープです。

通信教育「がくぶん」の教材テープは、

教材用に、いかにもな声優さんがゆっくりとしゃべっているものでした。

断然違います。

これなら、実際のお仕事を体験できます。

 

現在は、音声ファイルでのやりとりがずいぶんと多くなりましたが、

そのころは、まだカセットテープでの録音が主流でした。

テープを起こすに当たっての必需品には、トランスクライバーというのがありました。

テープの再生、停止の操作を、フットコントローラーを使って足で操作できるものです。

これを使えば、キーボードから手を離すことなく入力ができます。

今でも、大方の反訳者は、

カセットテープに録音された音源を起こすときには、これを使用しているんじゃないでしょうか。


でも、この機械、何万円もするんです。

もうそんなに出費できないよー。

 

でも、大丈夫なのです。

おこしやす」 というソフトがあることをネットで調べて知っていました。

この 「おこしやす」 というソフトは、フットコントローラーこそありませんが(自作でできるみたいです)、

パソコンに音声を取り込んで、キーボードで「再生」「停止」「巻き戻し」を操作することができる、

トランスクライバーのソフト版です。


 *「おこしやす」のダウンロードは、こちら (作者Mojoさんのページ) です。


このソフトをインストールすれば、いちいちテープレコーダーをガチャガチャしないでも、

パソコンのキーボードから手を離さずに入力できます。

わたしは、がくぶんの通信講座も、このソフトを使って起こしていました。

今回のWeb講座でも、もちろんこれを使います。

 

全部で4本の課題は全部で4本。

それぞれ約30分ぐらいのテープです。

会社独自の用字用語集と、会社指定の『記者ハンドブック』という用字辞書を使用した表記で、

レベルに合わせて納期が設定されます。

1回目を仕上げて提出すると、

レベルに合わせた2回目のテープが送られてきます。

それぞれ、原稿のフィードバックがあるので、

返された原稿を見直して、自分の弱点などが勉強できるのです。


4回目の課題修了後、トライアルを受け、

一定のレベルに達していれば、いよいよOJTとして働くことができます。

 


あらら、だったら「がくぶん」と一緒じゃないの! と思います?

いえいえ、違うんです。

だって、

実務で使用したテープを、許可を得て教材に使用」となっているんです。

また、

講座での原稿のやりとりも、「実務を想定して、実践的に行います」となっているんです。

 

ということは、

まさに実務を経験できるということ。

たとえトライアルに落ちてしまっても、

実務がどんなものなのかはもう経験済みです。

つまり、

経験者なれる? と考えました。

 

課題は4つ。

最後にトライアルがありますから、全部で5回の実務(さながら)を経験できます。 

これで、わたしも、経験者だ^^

と、考えたわけです。 

 

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