あこがれの会社へ!
テープ起こしの仕事を知って、
勉強を始めたころから、
「あの会社のスタッフになれたらなぁ・・・」
って、ずっとあこがれていた会社がありました。
そこは、大手の速記会社。
テープ起こしの仕事を知る前から、
なんとなく、名前は聞いたことがあったんです。
歴史があって、
しっかりとした会社で、
国会などの議事録も手がけている、
一流の速記士たちをそろえているような、
そんな会社です。
会社のホームページを見ると、
テープ起こしの在宅スタッフを募集しています。
募集要項は、
「四年制大学卒者。または同等の国語力のある者。経験者優遇。」
「国語、一般常識の筆記試験あり。」
となっていました。
四年制大学卒 ・・・。
わたしは、フツーの高校を卒業して、この仕事にまったく関係のない、専門学校卒。
だめじゃん。
同等の国語力ってどのぐらい?一
般常識の問題って、いったい、どんだけ難しい問題が出るんだろう・・・。
で、
もう、すっかりあきらめていました。
ところが、
そんなわたしの背中を、
とてもいいタイミングですーっと押してくださった方がいたんです。
テープ起こしのメーリングリストのオフ会で出会った方でした。
わたしが、それまでのいきさつと、落ち込んでいることを話して、
「あの会社にずっとあこがれているけれど、大学は卒業してないし・・・」
とぽろっとこぼしたとき、
「試験、受けてみたらいいじゃない。
だって、はじめから落ちると思っているなら、
ほんとうに落ちてしまっても、失うものは何もないでしょう?」
と言ってくださったんです。
目から、ホントにウロコが落ちた気がしました。
そうだよ。失うもの、ない。
そんなに喜ばしいことでもないけど(汗)、とってもウレシイ気持ちになってきました。
そうして、
わたしは、あこがれのその会社に、履歴書を送ってみることにしたのです。









